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「心が動けば身体が動く」高齢者福祉施設に芸術と遊びで文化の香りを。

私たちのNPOは、おもちゃ美術館だけが仕事ではありません!

入居者や利用者がワクワクするような
老人ホームやデイサービスセンターを作っていくことも大事な仕事なんです。

高齢者の暮らしの質を高め、
日常生活動作を維持することは、
人生のフィナーレを輝かせるために大切です。

特に介護予防が必要な方や、要介護の高齢者、障がい者に人生を楽しんでいただくためには、身体の栄養だけでなく、心の栄養も必要なのです。

その支援のためには、
手工芸や音楽などの芸術文化活動や、
体操やゲームも交えた遊び文化活動、
さらには、花見や散歩などの気晴らし・外出活動など
のアクティビティを、一人ひとりの生活文化も大切にしながら重んじていくことが求められます。

そして、こうしたさまざまな活動をコミュニケーションスキルと計画に基づいて実践する「アクティビティ・ケア」が現場では大いに役立ちます。

【アクティビティ・ケア宣言施設@新潟県三条市】 「通所リハビリテーション樫の森」さんでは、職員一人ひとりの得意技を生かしたマイプログラムを年間計画に基づいて行っています。 同法人の「かえるハウス」さんで、パラリンピック競技である「ゴールボー...

Posted by 高齢者アクティビティ開発センター on Thursday, September 9, 2021


私たちのNPOでは、高齢者アクティビティ開発センターを立ち上げ、要介護者の「心の栄養士」養成講座として、全国各地で高齢者に芸術や遊びを中心とした文化を届けられる専門家を育成してきました。15年以上にわたる活動でこれまでに、約1万名の方にご受講いただいています。

秋からはオンラインでの研修も開始します。
https://www.aptycare.com/instructor_onlineseminar.html

資格取得者の職種は、介護職や医療職、リハビリ専門職など福祉の現場で働く方から、ボランティアとして高齢者に関わる方までさまざまです。
それぞれが自分の立場からアクティビティ・ケアを考え、ご利用者もスタッフも楽しめ、生活を輝かせるケアを実践しています。

要するにアクティビティ・ケアは、
「介護の生活化」、「施設の暮らし化」
を骨太の方針に掲げるものなのです。

これからもわたしたちは新しいケアモデルの推進役である「アクティビティ インストラクター」「アクティビティ ディレクター」の養成に力を注ぐとともに、芸術文化、遊び文化の創造による新しい高齢者ケア社会を提案してまいります。