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ひな祭りの工作レシピ 折り紙1枚から作れるひな人形 from 東京おもちゃ美術館 Good us

ひな人形、折り紙で簡単に作ってみませんか?


もうすぐひなまつりですね。
皆さんのお家では、ひな人形を飾っていますか?

ひな人形は立春ごろからひなまつりの1週間前くらいまでに飾る方が多いようです。
また、二十四節気の「雨水」の日に飾ると、良縁に恵まれるとの言い伝えがあるそうです。

今年2022年の「雨水」は今日、2月19日。
もし、まだ飾っていない方は、チャンスですよ!

華やかな衣装、小さなかわいい道具類が並んだひな人形も素敵ですが、折り紙で、お子さんと一緒に作るのも楽しいですね。
折り紙の色や柄、組み合わせを工夫すると、着せ替え人形のようにいろいろな衣装のおひな様を楽しめます。

今回は、折り紙のひな人形の作り方をご紹介します。

折り方紹介 ひな人形  手作りレシピ

(1)三角になるように半分に折り、開きます。
(2)真ん中の折り目に向かって両側から折ります。
(3)90度回して、上の三角も折ります。
(4)3で折った三角の角に合わせて、下から折ります。
(5)両端をかぶせるように折ります。着物なので、向かって右が前になるように折りましょう。
(6)裏返して、下から1cmくらいのところで折って完成です。

こんな感じでひな人形らしい形になります。

本格派の方は、折り紙2枚で、十二単もつくってみましょう

上の折り方でも充分おひな様らしいのですが、リアル感がもっと欲しい方へ朗報です。
2枚つかえば、さらにひな人形っぽくなる折り方を発見しました。

手元に花柄の折り紙があったので、
重ねたらより着物らしくなるのでは・・・ということで、試してみました。
イメージは十二単です!

花柄の折り紙で、④のところまで折ったら、無地の折り紙と重ねます。
花柄が下、無地が上です。
そのまま⑤、⑥のように折っていくと・・・

2枚重ねにすることで厚みが出るため、お子さんには折りづらいかもしれません。
そのときは、大人の方が手伝ってあげてくださいね。
(私もちょっと失敗して、折り直しました・・・)

さらに追加で、金の折り紙で屏風もつくって華やかに!

おひな様の背景には金屏風が欠かせませんが、これも、折り紙で簡単に作ることができます。

金色の折り紙がなかったので、山吹色をつかっています。

(1)四角になるように半分に折り、開きます。真ん中の折り目に向かって、下から折ります。
(2)もう1回折ります。この部分が、立てるときの下になります。
(3)90度回して、端から山折り→谷折り→山折り・・・とじゃばらに折っていきます。
まず、1.5cmくらいのところで折ります。
(4)裏返して、同じ幅で折ります。これを繰り返します。
(5)端まで折れました。開いてみると・・・

金の屏風です!華やかさが増しますね。
今回は山吹色を使いましたが、
もちろん、金色の折り紙でつくっても、きらきらして豪華になります。

おまけ:超シンプル、ちょっぴり大人のひな人形もできます

さて、先程の2枚重ねを折っているときに、もう少しシンプルにできないかな・・・?と手を動かしているうちに、こんなものができました。

超シンプルですが、おひな様に見えてきませんか?
お顔の部分がないのでちょっと抽象的ですが、そこがかえって大人っぽいとも言えます。
こちらの作り方もご紹介します。

(1)三角になるように半分に折り、斜めの折り線を付けます。三角の右の辺を下の辺に合わせて折り、開きます。
(2)三角の右の角から折ります。先程の折り線の端と角を合わせます。
(3)左の角も折ります。
(4)裏返して、下から折ります。
(5)1枚の場合は、これでできあがり。下をテープなどで止めるか、重しを置くと、立てて飾れます。
2枚重ねにする場合は、②の部分から2枚一緒に折って下さい。

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いかがでしたか?
自分で手を動かして作り、色や飾り方をあれこれ試してみると、何だかわくわくして、次々にアイデアが浮かんできます。
お子さんと一緒に工夫しながら、
手作りのひなまつりを楽しんでくださいね。

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