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館長日記

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【館長日記】TV出演で、体調を心配されました。苦笑

【館長日記】TV出演で、体調を心配されました。苦笑

「体調を崩しているのではないか?」

「大丈夫か?」

という問い合わせを多数頂いてしまいました。

先に放送された下記の番組のせいです。

とんでもないガラガラ声で出演しております。

乾燥しているホテルの部屋で一夜を過ごし、すっかり喉をやられてしまいました。

もちろん元気はつらつで 日々頑張っています

「Seeder 〜笑顔のタネをまく人〜」(毎週日曜 よる9:54放送)
Youtubeで

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館長コラム「遊びを育てるおもちゃの力」

館長コラム「遊びを育てるおもちゃの力」

東京おもちゃ美術館 館長
多田千尋 (執筆日2014年8月)

都会の廃校におもちゃ美術館
「平成19年の3月、神宮外苑の杜近く、100年の伝統を持つ四谷第四小学校がその役割を終えます。戦災を免れた貴重な建築遺産でもある校舎が来春に向け『東京おもちゃ美術館』に生まれ変わろうとしています」
 
これは、私が館長を務める東京おもちゃ美術館が、23年間続けた中野から四谷に移転して、新しいおもちゃのミュ

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木育×子育て「なぜ木に熱視線!?木材と生きるミライ」鹿児島放送のyoutubeで配信

木育×子育て「なぜ木に熱視線!?木材と生きるミライ」鹿児島放送のyoutubeで配信

9月に鹿児島市で移動型おもちゃ美術館「木育キャラバン」が開催されます。

そのの応援団でもある鹿児島放送さんが
動画コンテンツ「木育ウェブキャスト」を制作、配信中です。

私、多田千尋と鹿児島大学寺床教授、森林企業の新永社長との語りあう、わかりやすい「木育」のお話です。(36分)

「福岡おもちゃ美術館」
「赤ちゃん木育ひろば」
「木育キャラバンin鹿児島」
の話題も取り上げられていていますので、

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五感に響く遊びを子どもたちへ。活動継続に向けて

五感に響く遊びを子どもたちへ。活動継続に向けて

長期化するコロナ禍によるおもちゃ美術館の低迷を救ってもらおうと
継続して手を差し伸べて頂ける支援者を50人募集しております。

毎月800円、1500円、3000円、5000円の
各コースを選択していただくことになります。

NPO法人が市民立ミュージアムを継続していくことは、
このコロナ禍ではあまりにも厳しい状況です。
ご検討いただけますと幸いです。

赤ちゃんの五感に響く木のぬくもりを。ウッドスタートで暮らしに木育!

赤ちゃんの五感に響く木のぬくもりを。ウッドスタートで暮らしに木育!



赤ちゃんが初めて出会う「ファーストトイ」は
地産地消の木のおもちゃを!
赤ちゃんが気持ちよくハイハイができる木の子育てサロンを!

このメッセージは、今、精力的に推進している「ウッドスタート」運動の市町村に向けたメッセージです。
全国50市町村3県と約束しあったウッドスタート運動は、暮らしの真ん中に木を取りいれていくことを推進しています。
第一号の新宿区は、区内で生まれる2千5百人の赤ちゃん

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国立博物館の琉球展!

国立博物館の琉球展!

沖縄のやんばる森のおもちゃ美術館が
東京おもちゃ美術館の運営になって1ヶ月が過ぎた。

沖縄とこれだけのご縁が出来たからには

敬意を表して

東京国立博物館の『琉球』展にはいかなくちゃ!

あれだけの戦禍があったにも関わらず、
よくぞこれだけ残っていましたね!

でももっと早く降伏していれば……
と思うと……

今も昔もいったん戦争になれば、
名画であろうが、
建築遺産であろうが、
国宝だろうが

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福岡おもちゃ美術館、ついにお披露目

福岡おもちゃ美術館、ついにお披露目

九州初上陸のららぽーと福岡の内覧会に膨大な入場者が押し寄せた。

250を超える店舗の中でも、群を抜いて入館者が殺到した
福岡おもちゃ美術館。

九州山地の檜、杉、センダンなどが、
多くの方々に心地よい癒やしを
与えたようだ。

安心した!ホッとした!

大人にも通じた
福岡おもちゃ美術館でした。

沖縄の草玩具文化も推進。 やんばる森のおもちゃ美術館、再スタート

沖縄の草玩具文化も推進。 やんばる森のおもちゃ美術館、再スタート

NHK朝ドラの『ちむどんどん』の舞台でもあり、
世界自然遺産にも登録された国頭村。
その広大な森に囲まれた「やんばる森のおもちゃ美術館」
いよいよ本領発揮です。

国頭村の「やんばる森のおもちゃ美術館」の再スタートを祝うセレモニーの様子がテレビで放映されました!

https://news.yahoo.co.jp/.../915368dcafd148d7c3a5a66667bb...

東京おもち

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館長日記・やんばるで起きた奇跡

館長日記・やんばるで起きた奇跡

奇跡って起こるんですよね!
JR東日本の社員研修を引き受けるようになって4年。
毎回、100人以上の車掌や運転手、駅員、整備士など、数多くの職種が参加してくる。
主には沿線価値を高める街づくり&地方創生がテーマ。

この研修を受講していた茨城県のとある駅の職員の家族と
沖縄国頭村にあるやんばる森のおもちゃ美術館で
ばったり出会った!

1日もずれることなく同じ日に、
30分もずれることなく同じ時間

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館長日記・やんばる森のおもちゃ美術館、4月より生まれ変わります

館長日記・やんばる森のおもちゃ美術館、4月より生まれ変わります

沖縄那覇で朝を迎えています。
国頭村の村立である「やんばる森のおもちゃ美術館」が、
4月1日より、私たちNPOの運営となります。
2月の村議会で賛成多数で正式に可決されました。

やんばるの象徴であるイタジイや琉球松、首里城にも使われているイヌマキなど、沖縄の樹木で創られたおもちゃ美術館です。

ヤンバルクイナが生息する世界自然遺産の雄大な森に囲まれ、キャンプ場とも隣接します。

まさに理想的な”

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人生を楽しむ道具である「おもちゃ」は、子どもだけのものではない。~高齢者のアクティビティケアとおもちゃ~

人生を楽しむ道具である「おもちゃ」は、子どもだけのものではない。~高齢者のアクティビティケアとおもちゃ~

人生を楽しむ道具であるおもちゃは、決して子どもだけのものではない。
おもちゃは実はエイジレストイなのである。
高齢者には馴染みがないものでもあるが、シンプルなデザインで美しい色の玩具やゲームは、子どもの遊ぶものという印象をもったり、嫌悪を感じるというよりも、美しいものに自然に手が伸びるという様子が見られる。
高齢者でも手応えを感じるような玩具となると、おのずとデザイン性が求められてくる。
残念なが

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子育ての悩みは一人で抱え込まない! 早期親子支援を行うGROWが小平に誕生だ!

子育ての悩みは一人で抱え込まない! 早期親子支援を行うGROWが小平に誕生だ!

小平市で講演会「発達障がい啓発」講座に呼ばれた。
親御さん、教師、公務員、支援施設職員などが対象だ。

終わってから
・NPO法人こども未来ラボと
・一般社団法人早期親子支援GROWを訪問。

GROWは
おもちゃコンサルタントマスターの両角さんらお仲間3人で立ち上げた
「早期親子支援」のプラットフォームだ。

夕方の5時に到着したが、
当事者でもある皆さんのお話が楽しくて、
3時間をはるかに上回

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子どもの「遊び力」が危ない ~基礎学力の低下より、遊び力の低下が心配だ~

子どもの「遊び力」が危ない ~基礎学力の低下より、遊び力の低下が心配だ~

子ども時代に獲得しなければならない様々な「力」が危ない。
その懸念の一つが「遊び力」だ。

以前、作家で精神科医でもあるなだいなださんとお話した際に、
「子どものときに一生懸命遊ばないと、大人になって一生懸命仕事は出来ない」
とおっしゃっていた。
遊びは、人間の基礎をつくる子ども期におてい遊びは欠かせない、心の栄養だ。

世の中では、基礎学力の低下が心配されているが、遊び力の低下のほうがよっぽど気

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